そのデザイン、誰に伝えたいですか？伝えたい相手に届くデザインとは。

こんにちはクリエイティブディレクターの斉藤です。
お客様の不安や課題に寄り添いながらデザインをご提案しています。

この時期になるとコンビニやスーパー、駅などで「春」をイメージしたデザインをよく見かけます。
「缶ビール」や「お茶」のパッケージ、駅で見かける「ポスター」などなど。

デザインを見て春を感じたり、作り手の意図を考えたりします。
僕は、完全に仕事病です。

皆様はデザインを見てどのように感じますか？

世の中にはたくさんのデザインが溢れていて、
日常生活でデザインに触れている機会やデザインを選択している機会は多くあるのではないでしょうか。
そして、デザインを発注する側の場合、そのデザインを誰に伝えたいですか？

という事で

本日のテーマは

そのデザイン、誰に伝えたいですか？伝えたい相手に届くデザインとは。

デザインとは？

世の中にはデザインと言う言葉が溢れています。WEBデザイン、グラフィックデザイン、
ファッションデザイン、建築デザイン、インテリアデザイン、ゲームデザイン、UI/UXデザイン、
エディトリアルデザインなどデザインと言う言葉がつくものは世の中に沢山あふれています。

その中で、僕たちは日々、WEBデザインやグラフィックデザインの仕事をしています。
「デザインとは？」の問いにお答えすると僕らデザインの仕事は、お客様の「良いところ」や「伝えたい事」を、
デザインに置き換えた上で、伝えたい人に伝える役割がデザインだと思います。

よく言われることが

よく言われることは、「WEBサイトやチラシなどのデザインをキレイにお洒落にかっこよくつくることが、
デザインでしょ」と言われることがありますが、カタチを作ること、体裁を整える為だけがデザインではないんです。

例えば、お客様からチラシの依頼を頂きます。お客様は新商品やサービスを周知してお客様に来て頂きたい。
そこにはお客様の「目的」や「課題」が生まれます。デザイナーはその「目的」や「課題」に向き合い
デザインという手段で解決に導けるよう思考します。

WEBサイトであれば、「多くの人に自社の商品をアピールしたい！」「優秀な人材を確保したい！」など、
お客様の「良いところ」や「伝えたい事」をデザインに置き換え制作します。

お客様のお客様に届くデザイン

デザインは、「誰にこのデザインを見てもらいたいか」が大事で、
必ず見てもらいたいと思う「誰か」がいるはずです。「この人に見てもらいたい」「この人に届けたい」があります。
デザインを制作する際、その誰かを想像しながら制作します。デザインを制作する際、とても大事な思考で、
「お客様のお客様」のことをいかに考えられるがポイントだったりします。
お客様のお客様に届くためには「誰に」「どのように」「大事な視点は何か」などを整理して考え、カタチにしていきます。

お客様との打ち合わせで「誰に届けるか」「どのように届けるか」を話し合い制作していきます。
ここで注意しなくてはいけない事が、デザイナー好みで制作してはいけないという事です。
「誰＝ターゲット」が好みそうなデザインを模索して、「仮説を立て」デザインすることが、
集客効果に繋がっていくからです。

コミュニケーションが大事

WEBデザインもグラフィックデザインもゼロから制作するので大変な仕事ではありますが、
その制作する過程がとても有意義で価値ある時間です。そしてお客様の伝えたい相手に届くデザインを制作するには、
何よりもお客様とのコミュニケーションが大事です。
コミュニケーションが上手に図れなければ、決して良いデザインは生まれないと確信しています。
二人三脚の合わせ技が必要だと思います。

合わせて読んでほしい記事です。

いつまで経っても緊張する仕事は「初案デザイン」

今回のまとめ

そのデザイン、誰に伝えたいですか？伝えたい相手に届くデザインとは。いかがでしたでしょうか？
デザインを制作することはとても奥が深いのですが、先ほど書きましたように、二人三脚で課題をクリアしていければ
良いデザインは生まれると確信しています。

お客様の様々な課題に寄り添い、共に悩み、コミュニケーションを大切にデザインという手段で
問題解決に挑むことが、当社が考える「デザイン」だと考えています。

デザイン思考を磨き、お客様に頼りにされる存在であり続けられるよう、日々学んでいきたいと思います。

デザイン思考はこれからの時代とても必要だと言われています。問題を解決する方法をデザイン思考で考える。
経営にもとても大事だとも言われ、昨今デザイン経営などとも言われています。

本日もここまでお読みいただき有難うございました。
次回のブログは3月17日金曜日です。

では、また。

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PROFILE

35歳の時に13年間勤めた制作会社を辞め、飲食店に特化したデザイン会社を設立。やりたいことはたくさんあり、独立すれば夢はすぐ叶うと信じていました。しかし、そんな甘い考えは通用せず、失敗の連続を経験しました。
創業当時に思い描いた夢はまだ継続中です。
小さい会社でも仕事は大きく「家族のような仲間と居心地のいい空間で」
大きな夢ではなく、今よりももう少し良くなりたいと思い続けること。
これだけは譲れないという気持ちを持ち続けること。
お客様の様々な課題に寄り添い、共に悩み、コミュニケーションを大切にデザインという手段で問題解決に挑みます。パートナーとして「頼られる存在であり続けることを」目指し、日々学び、私自身もチャレンジしていきたいと考えております。

「デザインでつながる社会を」を目指して！