POSTED／2021.12.11

デザインを依頼するときのコツ。

今日のテーマは「デザインを依頼するときのコツ」についてです。

デザインを依頼した際、「思い通りにいかないなぁ」と一度は感じたことがあるのではないでしょうか？

希望通りのデザインが仕上がらず、何度も修正して予定していた時間よりも時間がかかってしまった・・・

この状況は、デザイン会社としてはあるあるのお話ではありますが
出来るだけこの状況が起きないようにしなくてはなりません。

なぜなら、お客様にとって良い状況ではないからです。

何度も修正をおこない、最終的に思い通りのデザインが出来ました。

この状態ならば、まだ良いのかもしれません。

一番最悪な状況は、納得はできてはいないけれど
納期の時間が来てしまったため、仕方なくデザインを決めてしまった。

この状況は、もちろん良い状況ではありません。

デザインの方向性が決まらず、デザインの方向性を何度も何度も修正しながら
ようやく方向性が決まったとしても、納期までの時間が足らずその他の修正時間がない。

デザインを制作する際、デザインの方向性が決まってから、デザイン以外のところも
考えなくてはなりません。

キャッチコピーやリード、写真の色味や背景など
ターゲットを頭に入れながら、細かいところまでお客様と共に考えていきます。

デザインの方向性だけに時間がかかってしまっては
細部まで意識がいかず、デザインが仕上がってしまいます。

出来るだけこのような状況を避けるためにも、最初のヒアリングが鍵となります。

注意する点をまとめてみました。

お任せは危険

デザインを依頼するとき、「デザインはお任せ」は危険です。

デザイナーを信用していただけている証拠でもあると思うのですが
デザイナーの好みだけで作成してしまう傾向になるため

思っていたデザインとかけ離れてしまうケースが生じます。
最初のヒアリングで、ある程度擦り合わせが必要だと思います。

納期が極端に短い

ヒアリングをして、お客様のターゲットに合うデザインを考えていきます。

その際、デザイナーはすぐにデザイン制作に入るのではなく
情報収集を行ったり、お客様のライバル会社のデザインを調査したりします。

いきなりパソコンに向かわず、スケッチを行うデザイナーもおります。

デザインを行う前の準備期間や情報収集時間がとても重要です。

極端に納期が短いと、この時間がつくれず、デザインをスタートせざるを得ない状況になります。
その為、デザインの方向性が掴みづらい状態で制作してしまいます。

どうしても、急なイベントや他社よりも一々も早く商品を公開する
という理由もありますので、一概に全ての依頼が時間に余裕があるものではない事は承知しております。

できる範囲のものだけでも通常の納期が必要だと思っています。

デザインイメージがあれば伝える

デザインイメージがあれば、遠慮なく伝えることは大事かと思います。

スタイリッシュでクールなイメージがいいな

明るい配色でお願いしたい。

お客様の方でデザインのイメージがある場合は、伝えた方が良いと思います。

ちょっとした言葉だけでも、デザインのヒントが隠れていたりします。

些細なキーワードをお客様と共有できるだけで、イメージを膨らませることができます。

デザインを作成することは、目的ではなく手段です。

お客様の課題や目的を解決する為の手段です。

ターゲットを絞り、ターゲットに届く、デザインを作成することが好ましいと思います。

お客様とデザイン会社が２人三脚で、問題解決に挑めれば良いのかなと思います。

今日もお読み頂き有難うございました。

ではまた明日。

私たちは、例えどんな難題であったとしても、お客様に寄り添い、一緒に悩み

コミュニケーションを上手にとりながら、人と人・企業と企業をつなぐ「デザイン」を創造いたします。

 
パートナーとして頼りになる家族のような存在であることを目指して。

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