POSTED／2023.02.06

「お店の強み」と「情緒的価値」で繁盛店をつくる

こんにちはクリエィティブディレクターの斉藤です。
お客様のターゲットに届くデザインをご提案いたします。

今回のテーマは
「お店の強み」と「情緒的価値」で繁盛店をつくるです。

ここ最近、飲食店の専門店化が増えている印象です。
たらこパスタ専門店、カルボナーラ専門店、パンケーキ専門店など
テーマ性や専門性を持つことが常識になってきたように思います。
専門店化が加速している理由は、飲食店の店舗数増加により競争が激化した事や、
消費者が飲食店に求めるクオリティが高くなった事が理由としてあげられるかと思います。

そこで今回のテーマは
飲食店の「強み」と「情緒的価値」について解説してみたいと思います。

飲食店の強みとは？

飲食店の強みとして考えられるものは
●独自ルートで安価に仕入れられる
●独自の技術やレシピによる製法がある
●他店にはないオリジナルの食材(無農薬野菜・国産牛など)
●接客能力が高い・リピート率が高い
●地元密着
などがあげられると思います。その他にも立地や知名度も考えられます。
集客を行う際、まずはこの「強み」をあぶり出し発信することが大事です。

情緒的価値とは？

情緒的価値とは、お客様がお店を利用した際、体感できる精神的な側面の価値のことです。
情緒的価値と一緒に使われるのが「機能的価値」がありますが、機能的価値は、高機能で便利な商品のことです。
今の時代、この機能的価値のみでは、差別化が難しいため価格競争に巻き込まれてしまいます。
電化製品で例えるとわかりやすいかと思います。電化製品も若干の機能の差はありますが、
前ほど大きな差はなくなりつつあります。そうなってしまうと他社との差別化が難しくなり、
いく末は価格競争となってしまいます。

機能的価値と情緒的価値を知る

飲食店の強みの項目の中で、お店の「強み」が浮かんでいるかと思います。
その、強みの中で「機能的価値」と「情緒的価値」に分ける事ができます。
飲食店の機能的価値提供で一番の基本は「美味しさ」だと思います。
美味しいにも個人差はありますが、美味しい料理を提供するという機能的価値はもはや当然の事です。
では、情緒的価値提供はいかがでしょうか？どんな情緒的価値を提供されていますでしょうか。
飲食店の情緒的価値提供で考えられる事は、そのお店に行くと「ワクワクする」「あの店員さんと話すと
元気になる」「落ち着ける」「幸せな気分になる」などお店に行くだけで得られる感情がいくつか
考えられると思います。これが飲食店で考えられる「情緒的価値」です。

機能的価値を持った状態で情緒的価値を伸ばす

冒頭にも書きましたが「機能的価値」は大事ですが機能的価値だけでは、
価格競争に巻き込まれたり、レシピを真似されて終わってしまいます。

そうならない為には、情緒的価値を伸ばして差別化を図る必要があると思います。

基本的に「機能的価値」がなければ情緒的価値だけでは成功しません。
逆に機能的価値だけでは差別化を図るのは難しいです。

「機能的価値」と「情緒的価値」両方を併せ持って戦う事が最強なんだと思います。


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今回のまとめ

今回はお店の強みを活かし、その中から機能的価値、情緒的価値を分けて考え
「情緒的価値をしっかり伸ばすことが大事です」という記事の内容でした。

発信の仕方はいろいろありますが、今はSNSを上手に使うことがポイントだと思うので
マメな発信を心がけてお店の情緒的価値を伝えてください。

機能的価値＋情緒的価値で差別化を図り繁盛店をつくりましょう！

本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

次回のブログは2月8日です。
ではまた。

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