独自のポジションをみつける。

今日のテーマは、「独自のポジション」についてです。

経営している中で、競合やライバル他社はあるかと思います。

出来るだけ競争は避けたほうが良いので、出来るだけ独自のポジションにつきたいですよね

そこに、ニーズがあるのであれば！

ただ、これだけモノが溢れている時代に
独自のポジショニングを、探しだすことって難しい事ですよね。

先日、無印良品さんのホームページを見る機会があり
メッセージを読んで驚きました。

驚いた内容がこれです。

「これがいい」ではなく「これでいい」

普通の思考だと、「これがいいと言わせたい」とか

「これがいいと言われる商品をつくります」とかになりますよね。

「が」と「で」では解釈の仕方が、全然違ってきます。

「で」だと　「まぁこれでしょうがないか」という、あきらめや小さな不満足が含まれます。

でも、無印良品さんは違います。

この、一見ネガティブに聞こえる「で」を逆手に、プラスに発信しています。

「で」のレベルを出来るだけ高い水準に掲げることを目指します。
「で」のレベルを上げるということは、このあきらめや小さな不満足を払拭していくことなのです。

と記されています。

すごい、チャレンジがそこにある事がわかる「ビジョン」ですよね。

ものすごく、深さを感じるビジョンだなと思いました。

モノやサービスが溢れている時代、独自のポジションを確立することは
大変難しいことだと思います。

新たな商品を生むことや、新しい事業にチャレンジすることも大切ですが
今、置かれている現状や、課題を解決することを「ビジョン」とすることで
他にはない「ビジョン」が誕生するんだなと、考えさせられました。

業界で当たり前とされている事、諦めている事に目を向けることで
他にはない、ポジションが見えてくることもあるのではないかと思います。

僕自身の課題にも当てはめながら、今一度思考を柔軟にして
いろいろと違う角度から、考えてみたいと思います。

会社の「ビジョン」を考える際の参考になればと思います。

今日もお読みいただき有難うございました。

では、また明日。

私たちは、例えどんな難題であったとしても、お客様に寄り添い、一緒に悩み

コミュニケーションを上手にとりながら、人と人・企業と企業をつなぐ「デザイン」を創造いたします。

パートナーとして頼りになる家族のような存在であることを目指して。

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PROFILE

35歳の時に13年間勤めた制作会社を辞め、飲食店に特化したデザイン会社を設立。やりたいことはたくさんあり、独立すれば夢はすぐ叶うと信じていました。しかし、そんな甘い考えは通用せず、失敗の連続を経験しました。
創業当時に思い描いた夢はまだ継続中です。
小さい会社でも仕事は大きく「家族のような仲間と居心地のいい空間で」
大きな夢ではなく、今よりももう少し良くなりたいと思い続けること。
これだけは譲れないという気持ちを持ち続けること。
お客様の様々な課題に寄り添い、共に悩み、コミュニケーションを大切にデザインという手段で問題解決に挑みます。パートナーとして「頼られる存在であり続けることを」目指し、日々学び、私自身もチャレンジしていきたいと考えております。

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