POSTED／2025.01.17

ロゴにお金をかけるべき理由

こんにちはグッドコミュニケーションズの「さいとう」です。

ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、
共に悩み、考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者で
ありたいと思っています。

少し前の話ですが、友人と登山に出かけた時の話です。
登山道の分岐で、道標の矢印が消えかけていて、どちらに進むべきか迷いました。
結局、遠回りしてしまい、ヘトヘトになりながらも無事に到達。
でも、「ちゃんとした看板があれば迷わなかったのに…」と思わずにはいられませんでした。
実はこれ、ビジネスの「ロゴ」にも少し似ている話です。
ロゴがしっかりしていれば、お客様に迷いを与えません。
でも「ロゴなんて特に必要ない」「そんなにお金をかけるものなの？」と
思う方もいらっしゃるかもしれませんね。


今日は「ロゴにお金をかけるべき理由」というテーマでお話ししてみたいと思います。

ロゴって本当に必要なの？

「ロゴに予算をかけるなんて贅沢」と感じるのは、
決して珍しいことではありません。
特に、起業したばかりの方や中小企業の経営者の方にとっては、
優先順位が低いように思えるかもしれませんね。

でも、実はロゴには大きな役割があるのです。

1. ビジネスの「顔」になる

ロゴは、ビジネスやブランドの第一印象を決める重要なツールです。
お客様があなたのサービスや商品に触れる前に目にするものがロゴで
ある場合がほとんどです。
例えば、有名なブランドのロゴを思い浮かべてみてください。
見るだけでそのブランドの特徴や価値観が頭に浮かびますよね？これがロゴの力です。

2. 信頼感を高める

適当に作ったロゴと、プロフェッショナルが設計したロゴでは、
お客様の感じ方が大きく異なります。
実際、質の高いロゴは「この会社なら安心できそう」といった信頼感を与える効果があります。

3. 競合との差別化

市場には似たような商品やサービスが溢れています。
その中で選ばれるためには、見た目での印象が大きく影響します。
ユニークで魅力的なロゴは競合との差別化に役立ちます。

なぜロゴには予算が必要なのか？

「自分で作れるツールがあるし、無料でいいのでは？」という意見もありますが、
ロゴの本当の価値は「見た目の良さ」だけではありません。
優れたロゴを作るには、次のようなプロセスが必要です。

1. ブランドの理解

プロのデザイナーは、企業の理念やターゲット層、競合環境を深く理解した上で
ロゴを設計します。
ただ目立つだけでなく、ブランドの核となるメッセージを表現することが重要なのです。

2. 時間と技術

効果的なロゴを作るには、経験と専門知識が必要です。
色彩心理学やフォントの選び方、レイアウトのバランスなど、
細かい技術的な要素が多く絡んできます。

3. 長期的な視点

ロゴは、短期間で変えるものではありません。長い歴史を持つ企業では
、50年、100年と同じロゴを使い続けている例もあります。
これほど長い時間にわたって会社の象徴となるものだからこそ、初めから
しっかりと予算をかけて作る価値があるといえます。
適当に作ったロゴでは後々の変更や修正が必要になり、結果的に余計な
コストがかかることもあります。

実際にロゴを変えた企業の例

ある小規模な飲食店の例をご紹介します。初めて作ったロゴは友人に頼んで
無料で作ってもらったものでしたが、デザインがシンプルすぎて印象に残らないものでした。
ある時、プロに依頼してロゴをリニューアルしたところ、地元での認知度が一気に上がり、
売上も15%増加したそうです。
お客様から「お店の雰囲気がわかりやすくなった」と言われることが増えたとのことです。

まとめ

ロゴは単なるデザインではなく、ビジネスの「顔」となる重要な要素です。
しっかりとしたロゴは、お客様の信頼を得るだけでなく、競合との差別化や
長期的なブランド価値の向上にも寄与します。
そして、それは短期的なものではなく、50年、100年といった長い期間、
企業と共に歩むものです。
そのため、適切な予算をかけることは決して無駄ではありません。
これからロゴを作成したい、またはリニューアルを考えている方は、
ぜひ一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。


本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また！