POSTED／2024.11.08

ペルソナとターゲットの違いについて

こんにちは、グッドコミュニケーションズの斉藤です。
ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、
共に悩み、考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者で
ありたいと思っています。


気持ちよ良い天気が続いて気分も良いですね〜
と言いながらここ最近筋トレができていない
サボり気味にさいとうです。

ここで書くとやらなきゃいけないと思うので書いてます。。。

改めまして、ブランドマネジャーの「さいとう」です。


今日は、「ペルソナとターゲットの違いについて」
というテーマでお話ししたいと思います。


どこにでも出ている情報ではありますが・・・
お付き合い下さい

マーケティングにおいて「ペルソナ」と「ターゲット」はよく使われる言葉ですが、
この2つの違いを正確に理解することは、より効果的なメッセージを発信するためにとても大切です。

今日は、ペルソナとターゲットの違いを分かりやすく解説してみたいと思います。


鈴木大輔さんは32歳の男性で、東京都内に住んでいます。
彼はのWEBデザイナーとして、日々クライアントの
ニーズに応じたデザインを手がけています。美術大学を卒業後、
デザイン業界に入り、現在はリモートワークを取り入れた柔軟な働き方をしています。

ペルソナとは？

ペルソナとは、簡単に言うと「特定のグループや人々を代表する架空の人物像」です。

具体的な年齢や性格、趣味、生活環境、仕事など、細かいプロフィールが設定されており、
この人物を思い描くことで、そのグループ全体のニーズや行動パターンが理解しやすくなります。

ペルソナは、実際に存在する個人ではないものの、その人物像を詳細に描くことで、ターゲットが
求めるものや抱える問題がより明確になります。

たとえば「東京都在住の35歳女性、2人の子育てをしながらパートタイムで働く千明さん」
というようなイメージを設定し、この千明さんがどのような生活をしているかを想像することで、
より具体的に共感を呼ぶメッセージを作りやすくなるのです。

ターゲットとは？

ペルソナと似たものでターゲットがあります。
ターゲットとは、特定の属性や条件を持った「実在する集団」のことです。

例えば、「都内在住の30代男性」や「40代の働くママ」など、大まかな属性に基づいた集団を指します。
ターゲットは広く設定できるため、多くの人に向けて情報を発信する際に役立ちますが、ペルソナと
比べて具体性が低いため、漠然としたメッセージになりやすいという面もあります。

ペルソナとターゲットの違い

ペルソナとターゲットの一番の違いは、具体性のレベルです。

・ターゲットは属性による広い集団の分類で、「都内在住の30代男性」などといった形で人々を大まかにくくります。

・ペルソナは、ターゲットをより深く理解するために、その属性に基づいて架空の一人の人物像を描写します。
ターゲットに対して一歩踏み込み、「この人ならどう感じるか？」という視点で考えることができ、具体的で
共感を呼ぶメッセージを作りやすくなります。

ペルソナを設定するメリット

ペルソナを設定することで、単に「30代女性向け」などの抽象的な内容ではなく、ターゲットの心に響く
メッセージを作りやすくなります。

また、特定のペルソナを設定することで発信内容が具体的になり、顧客が「これは自分に向けたメッセージだ」
と感じやすくなるため、共感や信頼感が生まれやすくなります。

ペルソナ設定でターゲットを狭めることはないのか？

「ペルソナを具体的に設定してしまうと、ターゲットが狭まり、他の人に響かなくなってしまうのでは？」と
不安に思われる方も多いかもしれません。

しかし、ペルソナを設定することで、むしろ幅広い人々に伝わるメッセージが生まれます。

たとえば、住宅会社が「30代女性向け」というターゲットに向けて「家族に最適な住宅」を提案するだけでは、
具体的なイメージが浮かびにくいかもしれません。

しかし、ペルソナとして「東京都在住、35歳、家族と過ごす時間を大切にしている千明さん」を設定し、
「家族みんなで楽しめるオープンキッチンのあるリビング」といった提案をすることで、30代だけでなく、
20代や40代の家族にも「自分にも合うかもしれない」と感じてもらえる可能性が高まります。

まとめ

ペルソナとターゲットの違いを理解し、適切に使い分けることで、より効果的なマーケティングが可能になります。
ターゲットは広く設定しつつ、ペルソナを具体的に描写することで、ターゲット全体に響くメッセージを作り出すのです。

ペルソナを活用して、顧客に寄り添ったメッセージを届けましょう。