POSTED／2025.11.13

会社の良いところをもっともっと届ける

こんにちはグッドコミュニケーションズの「さいとう」です。
ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、共に悩み、
考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者でありたいと思っています。

今日のテーマは「会社の良いところをもっともっと届ける」についてお話してみたいと思います。

「うまく伝わらないんですよね…」

 先日、あるお客様から採用についての相談を受けました。
「求人を出してもなかなか応募が来ないんです」「会社の雰囲気をうまく伝えられていない気がして」と。

私もお話を聞きながら思いました。
「もしかしたら、何をよりどうやって、誰に伝えるかが抜けているのかも」と。

伝え方はいろいろ。でも大事なのは「伝えたいこと」と「誰に伝えるか」

 採用やブランディングの現場では、会社の良さを届ける手段がたくさんあります。

・ブログ
・InstagramやX（旧Twitter）などのSNS
・採用サイト・ランディングページ
・広告やオウンドメディア
・口コミ・社員の紹介　などなど

でも、これらをただ数撃ちゃ当たる的にやっても、効果はなかなか出ません。
大切なのは、一貫性のあるメッセージと、伝える相手＝ペルソナを明確にすることです。

「誰に届けるか」を決めると、伝え方が変わる

よくある話ですが、「子どもからお年寄りまで、みんなに伝えたい」
というスタンスでは、逆に誰にも響きません。

言葉の選び方、トーン、デザイン、写真の雰囲気すら変わってきます。

たとえば、
・「新卒で入社したい20代の若者」なのか、
・「家族との時間を大切にしたい30代の転職希望者」なのか、
・「キャリアアップを狙う40代のプロフェッショナル」なのか。

この違いだけでも、伝え方はまったく変わります。
つまり、「誰に届けるか」を明確にすることで、「どう伝えるか」が見えてくるんです。

ペルソナ設定が、共感と応募を生む

僕のお客様の中でも、「誰に届けるか」をちゃんと決めてから、応募数が伸びた事例があります。
社員の中でも特に活躍している人をモデルにして、「この人が10年前、うちに応募した時は
どんな気持ちだった？」という会話からペルソナを具体化。

その人が見そうな媒体にしぼり、その人が使いそうな言葉で発信。
すると、「こういう会社を探していました！」という声が増え、自然と“合う人”の応募が増えてきました。

これは、ペルソナ＝理想の応募者像を描くことが、ブレない伝え方の基盤になるという好例です。

一貫性と丁寧さが「伝わる発信」をつくる

 「会社の良いところ」を伝えるとき、どうしても手段ばかりに目が行きがちです。
でも、大切なのはその発信に一貫性があるかどうか、受け手が共感できる内容になっているかどうかです。

ただ事実を並べるのではなく、
・何を大切にしている会社なのか
・どんな人が働いていて、どんな日々があるのか
・なぜその会社に未来を感じられるのか

そういう感情にふれる情報を、ていねいに伝えていくことが、響く発信につながります。

まとめ

 会社の魅力を届けるには、手段の多さよりも「誰に、何を、どう伝えるか」が大切です。

・誰に届けたいのか（ペルソナ）
・どんなメッセージを届けたいのか（価値観や強み）
・どう届けると届きやすいのか（手段と表現）

この3つがしっかり整理されていれば、あなたの会社の良いところは、ちゃんと伝わるようになります。

「もっと知ってほしい」からこそ、「もっと丁寧に伝える」ことを、いま始めてみませんか？

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また！