POSTED／2024.12.23

情緒的価値を伝えるには

こんにちは、グッドコミュニケーションズの「さいとう」です。
ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、共に悩み、
考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者でありたいと思っています。

さて、最近、筋トレをしているときに思ったことがあります。
「今日はなんだか調子がいいぞ！」と感じる日もあれば、「全然イケてないな…」と
感じる日もあります。でも、その違いって実は身体的な状態というよりも、
「自分をどう見せたいか」の気持ち次第なんですよね。

これ、仕事やブランドの表現にも通じるなと思いました。

今日は「情緒的価値を伝えるには」というテーマでお話ししてみたいと思います。

情報的価値が大事なわけ

ブランドを伝えるとき、「情報的価値」つまり「具体的でわかりやすい内容」は
非常に重要です。たとえば、「この商品は耐久性が高い」とか、
「このサービスを使うと効率が良くなる」という明確なポイントは、
お客様が意思決定をする上で欠かせません。

でも、それだけで本当に人の心を動かせるかというと、そうでもありません。
人は感情で動きます。だからこそ、情報的価値を土台にしながらも、そこに
「情緒的価値」を乗せていくことが必要なんです。

情緒的価値の伝え方

情緒的価値とは、言葉では伝えきれない「心に響く何か」です。
それを効果的に伝えるためには、以下のポイントを押さえる必要があります。

1. 自分たちの価値、強みを明確にする

まず大事なのは、自分たちがどんな価値を提供しているのかを理解することです。
たとえば、私たちグッドコミュニケーションズの場合、「寄り添い、応える」と
いうビジョンがあります。この中には、「お客様の悩みに本気で向き合う姿勢」
という強みが含まれています。

この強みを理解することで、「なぜお客様に選ばれるのか」を情報的価値として伝えられるようになります。

2. キャッチコピーで伝える

キャッチコピーは、情緒的価値を一瞬で伝える強力なツールです。たとえば、
「ただの道具じゃない、あなたの人生を支える相棒」というようなフレーズは、
単に機能だけではなく、商品を使うことで得られる感情的な満足感を伝えます。

3. 写真で伝える

言葉に頼らず、ビジュアルで伝える方法も有効です。たとえば、
美しい風景写真にブランドのロゴを重ねることで、「このブランドがもたらす
ライフスタイル」をイメージさせることができます。

4. 動画で伝える

動画は、視覚と聴覚の両方に訴えかけられるため、より深く情緒的価値を
伝えることができます。インタビューやドキュメンタリー風の動画で、
商品の背後にあるストーリーを見せると、多くの人の心に響きます。

自分たちの強みから発信する

ここで注意したいのは、ただ「素敵そうに見せる」だけでは不十分だということです。
装った魅力を発信してしまうと、実際にお客様が商品やサービスを利用したときに
「なんだか違うな」と感じてしまいます。

だからこそ、自分たちの本質的な強みを軸に情緒的価値を組み立てることが重要です。
無理に背伸びをせず、自分たちが本当に得意とすることや大切にしている価値観を
基にアプローチしましょう。

まとめ

情緒的価値を伝えるには、まず自分たちの価値や強みを明確にし、
それを土台にした情報的価値を発信することがポイントです。そして、
キャッチコピー、写真、動画といったさまざまな表現方法を活用して、
感情に訴えかけるメッセージを作り上げましょう。

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また！