POSTED／2024.03.25

つながりが価値を決める？人検索へのシフトが始まっています

こんにちはグッドコミュニケーションズの斉藤です。
デザイン会社のディレクターとしてお客様の課題解決 に挑み
ともに考え、悩み、そして 最後に一緒に喜べる良き
伴走者でありたいと思っています。

さて改めてこんにちは、ディレクターの斉藤です。

今日のブログは「つながりが価値を決める？人検索へのシフトが始まっています」という
テーマでお話ししてみたいと思います。

昔は、商品やサービスの選択はその機能や特性に基づいていました。しかし、
今やそのような選択基準だけでは差別化が難しくなりました。代わりに、
私たちの消費行動は「人検索」へと変わってきています。

例えば、ラーメンを食べたいと思ったとき、近くに2軒のラーメン屋があるとします。
どちらも味に大きな差はなく、両方とも美味しいと知っています。しかし、その中で
一軒はお店のオーナーとは面識がなく、もう一軒は友人がオーナーでであるとします。
この場合、多くの人は友人の経営するラーメン店を選ぶのではないでしょうか。なぜなら、
そのお店を応援したいという気持ちや、友人との関係性から信頼感を持っているからだと思います。

このように、商品やサービスの選択において、単に機能や特徴だけではなく、
人との関係性や信頼が重要になってきました。私たちは、身近な人と関わりのある
商品やサービスを選ぶことで、その人への応援や信頼を表現するようになっています。

この変化は、単なる商品やサービスの提供者と消費者の関係を超えて、より深い絆を
築くことが求められる時代の証しでもあると思います。そのため、企業やブランドは、
商品やサービスをただ販売するのではなく、その背後にある人との絆を強化することに注力する
必要があります。そして、消費者にとってより意味のある体験を提供することで、
消費者の信頼を獲得し、長期的な顧客関係を築いていくことがとても大事だと思います。