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POSTED/2025.12.22
なぜ広告が「伝わらない」のか?情報過多の落とし穴と解決法
こんにちはグッドコミュニケーションズの「さいとう」です。
ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、
共に悩み、考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者で
ありたいと思っています。
今日のテーマは「なぜ広告が「伝わらない」のか?情報過多の落とし穴と解決法」に
ついてお話してみたいと思います。
「これも、あれも」と欲張る広告が陥るワナ
ある日、お客様にご提案する新しいリーフレットのラフを作っていました。
盛り込みたい情報がたくさんあって、気づけば文字と画像でびっしり…。
「この商品の魅力も伝えたいし、キャンペーンの情報も…」
「他社との違いもちゃんと伝えておかないと…」
つい、あれもこれもと盛り込んでしまう。
これ、広告づくりではよくある「あるある」です。
でも、完成したものを見て僕は思いました。
「……なんか、何も頭に入ってこないな」と。
情報が多すぎると、消費者の思考は停止する
今の時代、私たちは毎日大量の広告にさらされています。
SNS、YouTube、街中、テレビ、Web…。あちこちに情報が溢れています。
そんな中、「情報が多すぎる広告」は、むしろ避けられる傾向にあります。
なぜなら、人は選択肢が多すぎると判断をやめてしまうから。
広告も同じです。
「読みづらい」「何が言いたいのかわからない」と感じた瞬間、
消費者はその広告から離れてしまいます。
本当に必要なのは、「絞る勇気」と「整理する視点」
広告において大切なのは、「情報量」ではなく「情報の整理と優先順位」。
たとえば、僕が以前担当したある商品ページ。
最初は10個以上の特徴を詰め込んでいました。
でも、思い切って「3つの魅力」に絞り、ビジュアルもすっきり整理したところ、
クリック率が約1.8倍に上がったんです。
伝えるべきことを削ぎ落とし、本当に大事な情報だけを丁寧に伝える。
そのほうが、結果として「伝わる」広告になるんです。
「誰に伝えるか」を決めれば、自然と伝える量は減る
もう一つ、重要な視点があります。
それは「ターゲットを明確にする」こと。
誰に向けた広告なのかがはっきりすると、
「何を」「どの順番で」伝えるかも自ずと見えてきます。
たとえば…
・高校生に向けた広告なら、明るく元気な色や短いキャッチコピー。
・シニア層に向けた広告なら、ゆったりとした構成や安心感のある言葉。
ターゲットがはっきりすれば、無駄な情報はそぎ落とされ、
「伝えたいこと」がクリアになります。
「伝わる広告」に必要な3つのポイント
まとめると、消費者にちゃんと届く広告を作るには、
1.すべてを伝えようとしないこと
2.情報を選び抜き、整えること
3.ターゲットに合わせた伝え方をすること
この3つがとても大切です。
「伝える」と「伝わる」は、似ているようで違います。
あなたの広告が、ただの情報ではなく、
誰かの心に「届くメッセージ」になるように。
そんな想いで、日々の仕事に取り組んでいます。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また!

PROFILE
35歳の時に13年間勤めた制作会社を辞め、飲食店に特化したデザイン会社を設立。やりたいことはたくさんあり、独立すれば夢はすぐ叶うと信じていました。しかし、そんな甘い考えは通用せず、失敗の連続を経験しました。
創業当時に思い描いた夢はまだ継続中です。
小さい会社でも仕事は大きく「家族のような仲間と居心地のいい空間で」
大きな夢ではなく、今よりももう少し良くなりたいと思い続けること。
これだけは譲れないという気持ちを持ち続けること。
お客様の様々な課題に寄り添い、共に悩み、コミュニケーションを大切にデザインという手段で問題解決に挑みます。パートナーとして「頼られる存在であり続けることを」目指し、日々学び、私自身もチャレンジしていきたいと考えております。
「デザインでつながる社会を」を目指して!
千葉でWEB制作(ホームページ制作)ロゴ・パンフレットなどの制作をしているデザイン会社
株式会社グッドコミュニケーションズ
〒266-0032
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央8-33-15
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