POSTED／2025.12.18

『もったいなぁ』と思った、ホームページのギャップの話。

こんにちはグッドコミュニケーションズの「さいとう」です。
ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、
共に悩み、考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者でありたいと思っています。


今日のテーマは「もったいなぁ」と思った、ホームページのギャップに
ついてお話してみたいと思います。

「なんか、違うんです」とお客様

ある日、お客様からホームページリニューアルのご相談をいただきました。
事務所にお伺いし、スタッフの皆さんとお話ししていると、社内には
とても柔らかい空気が流れていました。

観葉植物がさりげなく置かれたおしゃれなオフィス。
みなさん笑顔で、でも決して馴れ馴れしくない、ちょうどよい距離感の接客。
「この会社、素敵だな」と思いました。

ところが。
見せていただいた今のホームページを見て、ちょっと驚いてしまったんです。

うーん……ちょっと、固い。
色づかいも、レイアウトも、言葉も。
まるで別の会社のような印象でした。

 

 

これはもう、「もったいない」の一言

もちろん、情報はしっかり載っています。
サービス内容も、会社概要も、見ればちゃんとわかる。
でも、「感じ」がまるで違うんです。

たとえるなら、
普段カフェで気さくに接してくれる店員さんが、
SNSではカッチリした敬語で営業案内だけしてるような、そんなギャップ。

それって、ちょっと、もったいないですよね。

会社の「らしさ」って、実際に会ってみて初めて伝わることも多いんです。
でも今の時代、最初の出会いが「ホームページ」になることも多い。

だからこそ、ホームページでの第一印象がズレていると、
本当は魅力的なのに、伝わらないまま終わってしまう。
これは本当にもったいないなあと感じてしまいます。

 

 

「外からの視点」だからこそ見えることも

こういう話をすると、「でも自分たちは、毎日会社にいるし…」と、
戸惑う方も多いです。

そうなんです。
実は、「会社の雰囲気」って、内側にいる人ほど見えにくいんですよね。

慣れ親しんだ空気、当たり前の風景、毎日の会話。
それが外から見ると、とっても魅力的だったりする。

でもそれに気づくには、「外部の目」が必要だったりします。

私たちは、いわば「はじめまして」の目線で会社を見ます。
だからこそ、「えっ、このオフィスすごく素敵ですね」とか、
「このスタッフさんの話し方、とても安心感がありますね」とか、
内側の人が気づきにくい「魅力」を、ちゃんと見つけられる。

それを形にするのが、私たちの役目です。

 

 

「正しさ」より、「らしさ」を大切に

 ホームページというと、「ちゃんと作らなきゃ」という気持ちが強くなるものです。
間違いのない情報、わかりやすい構成、しっかりしたデザイン。
もちろん、それはとても大事です。

でもそれだけじゃ、伝わらないことがある。
「なんか、いいな」と思ってもらえる空気感とか、
「ちょっと話してみたいな」と感じてもらえる距離感とか。

そういう「らしさ」があるかどうかで、印象って大きく変わるんです。

だから私は、リニューアルのお手伝いをするとき、
まずその会社の「感じ」を、じっくり感じるようにしています。
コーヒーを飲みながらの雑談の中に、ヒントがたくさんあるんですよね。

 

 

まとめ

らしさを、ちゃんと届けよう

今日お伝えしたかったのは、
「魅力があるのに、伝わっていないって、もったいないなあ」という気持ちです。

外から見ると気づく「らしさ」って、意外と多い。
それを丁寧に言葉やデザインで届けていくことが、私たちの仕事だと思っています。

あなたの会社にも、まだ伝えきれていない「らしさ」があるかもしれません。
「ちょっと見直してみようかな」
そんな気持ちが、何かのきっかけになればうれしいです。

 

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また！