POSTED／2025.03.28

外部広報を長期的に成功させるためのポイント

こんにちはグッドコミュニケーションズの「さいとう」です。

ブランドマネジャーとして、お客様の課題解決に挑み、

共に悩み、考え、そして最後に一緒に喜べる良き伴走者でありたいと思っています。

以前登山に行った時の話です。
ふもとでは「今日は天気もいいし、サクッと登れるだろう」と甘く見ていたんですが、
途中で急に天気が崩れたり、道に迷いかけたりし・・・結局、下山する頃にはヘトヘトに。

でも、ちゃんと準備しておいた地図や装備、そして一緒に登ってくれた
仲間がいたおかげで、無事に戻ってこれました。

これって、実は「外部広報」と似ているんですよね。
スタートは軽やかでも、続けるうちにいろんな壁にぶつかる。

けれど、ちゃんと準備と戦略があれば、道に迷わずに前へ進んでいける。

ということで、今日は「外部広報を長期的に成功させるためのポイント」
についてお話ししてみたいと思います。

「伝える」ことの難しさを知る

企業の広報というと、どうしても「目立つ」「拡散される」「話題になる」
といった短期的な成果を追いがちです。

でも、本当に大事なのは「どんな印象を持ってもらいたいか」
「どんな存在として覚えてもらいたいか」を意識して、長期的な視点で伝え続けること。

僕もあるメーカーさんの広報支援をした際、最初のうちはプレスリリースを
出しても全然反応がなくて、正直焦りました。

でも、メディア側との信頼関係づくりを大切にして、地道に
「この会社さんの考え方って面白いな」と思ってもらえるような情報発信を続けた結果、
半年後には記者さんの方から「今度こんな企画があるんだけど、一緒にどうですか？」
とお声がけいただけるまでに。

「一発ヒット」よりも「地道な積み重ね」が、広報では何よりも強い武器になります。

成功のカギは「自社らしさ」をぶらさないこと

長く広報活動を続けていると、「これウケるらしいよ」とか
「最近バズってるのはこういうネタらしい」と、外の流行に引っ張られがちになります。

でも、そうやってあっちにフラフラ、こっちにフラフラしてしまうと、
受け手から見たときに「結局この会社って、何を大切にしているんだろう？」と
疑問に思われてしまうことも。

僕がサポートしている食品メーカーさんも、最初は「SNS映え」に振り切った投稿
ばかりしていたのですが、「うちは手作りの温かみを大切にしているはず」という
原点に立ち返ってから、ファンとのつながりがグッと深まりました。

軸はぶらさず、自分たちらしく語ること。

これは、どんな情報を発信するにしても大切にしたいポイントです。

社内との連携が長期戦の強い味方に

外部への発信を行うためには、実は社内との連携も欠かせません。

例えば、現場で起きたちょっとした出来事や、お客様とのやり取りの中に、
広報にとってすごく価値のある「ネタ」が潜んでいることがあります。

でも、普段から社内に「広報にこんな話が役立つよ」という文化が根付いていないと、
そういった情報は表に出てきません。

広報担当者が一人で頑張るのではなく、「会社全体で伝えていこう」という
空気をつくることが、実は外部広報の継続と成功につながるのです。

まとめ

長期的に外部広報を成功させるには…

 1.短期的な反応よりも、長く覚えてもらえる発信を大切にすること

 2.流行に流されず、自社らしさをぶらさずに発信し続けること

 3.社内との連携を深め、ネタの土壌を育てること

グッドコミュニケーションズも、「伝える」ではなく「伝わる」を大切に、
これからもお客様に寄り添った広報を一緒に考えていきます。

本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、また！